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VISIBLE SOUND
TOM REYES
TOSHINORI KONDO
photo by junichi numata
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“ノリでしか生きられない可愛想な2人”

ある人にトム(トム・レイズ)を紹介されて一週間もしないうちに、ライブペインティング用の画材をかかえてトムはオレのスタジオにやってきた。

キャンバスを壁にはり、二人でセッションを始めた。トムは日本の庭ぼうきに絵の具をつけて飛びはねてる。オレはベルギーのドラマーから送られてきたBeat Traxをかけつつ、即興演奏をした。

「地球を吹く」を10年余続けたせいか、場のもつエネルギーやバイブレーションに興味があるし、敏感になった。人のもつエネルギーやバイブレーションに対してもそうだ。
「バカ正直に自由にしか生きれない、今時、めずらしいヤツだな」と、トムに対して思った。
30分程ライブをして「イエーイ!」となったオレ達は一階下にある居酒屋におりて、飲み始めた。

音楽には作曲と即興がある。作曲に正確さが求められるならば、即興にはノリが求められる。40年近くも即興演奏に身をまかせてきたせいか、日常生活でもノリに身をまかせるようになってしまった。スケジュールにあわせて動く作曲的な生き方が出来なくなったら人生大変。作曲的な動きで構成されている社会から浮いてしまうんだから。実際は沈んでしまうのかな。

しかし、即興は楽しい。生命そのもののような気がする。完成された結果を求めるのではなく、生きている過程(プロセス)こそ生命そのものではないか。
生命のノリの下僕でしかないオレ達は、トムは日本酒、オレは焼酎で、ノリに身をまかせて、更に盛り上がったのでした。

トムとのライブ、楽しみです。
そのあとの飲み会(パーティ)の方がもっと楽しいかな?
近藤等則
アムステルダムにて
2006年4月7日

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